こんにちは!ワイロです。
今回は、映画『ブラックパンサー』の感想を書いていきます。
ブラックパンサーの作品情報
2018年 / アメリカ / 134分
監督 ライアン・クーグラー
原作 スタン・リー
ジャック・カービー
出演 チャドウィック・ボーズマン
マイケル・B・ジョーダン
アンディ・サーキス
ブラックパンサーのあらすじ
アフリカの超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラが、漆黒のスーツと鋭い爪を武器に戦うブラックパンサーとして活躍する。絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父の死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……
https://eiga.com/movie/84138/より
ブラックパンサーのネタバレ感想
面白いです。
アフリカ文化を取り入れた音楽、美しすぎる映像、俳優ひとりひとりの演技、ストーリー、MCUとの絡ませ方、どれを取っても良い作品となっています。
MCUの入り口としても良いですね。
良い点
- 音楽が良い
- オープニングの説明シーンが良い
- アクションがすごい
- ユリシーズ・クロウの演技がすごい
- 部族ごとに役割が違うのが面白い
- クロウが面白い
- クロウのヴィヴラニウムガンの発射音が良い
- 技術が面白い
- エリックの体の傷跡がすごい
- ドクター・ストレンジとのリンク
- 映像がすごい
- レクサス車がカッコ良い
- ガーディアンズとのリンク
- 冗談が多い
- 衝撃波がカッコ良い
- ブラックパンサーがカッコ良い
- 黒豹がカッコ良い
- バッキーが登場する
悪い点
- ところどころCGが安っぽい
説明していきます。
良い点
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音楽が良い
オープニングからエンドロールまで、ずっと音楽が良いです。
私は音楽にあまり興味がありませんが、かなり引き込まれましたね。
あれを作った人はすごいと思います。
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オープニングの説明シーンが良い
オープニングに「ワカンダ」と「ヴィヴラニウム」の説明をするシーンがあるのですが、その映像、説明の仕方、伏線回収がすごいです。
最後の方まで観ると分かりますが、あれは、「ウンジョブ」が「エリック」に語っているものなんです。
この話を聞いてエリックは、ワカンダへの思いを大きくしていたのでしょうね。
さすがマーベルだと思います。
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アクションがすごい
バットマンのような神出鬼没さを見せるブラックパンサーのアクションや、スピード感満点のカーアクション、身軽さ、しなやかさのあるワカンダでの最終決戦など、アクションがかなり良いです。
特に釜山でのカーアクションはスピード感、音楽が相まって最高ですね。
劇場で観たかった・・・
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ユリシーズ・クロウの演技がすごい
ユリシーズ・クロウ役、アンディ・サーキスさんの演技がすごいです。
ずっとふざけている異常者だったり、スピーディで華麗な犯罪など、「ジョーカー」を思わせる演技を見せてくれました。
『ダークナイト』のジョーカーには及びませんが、意識しているシーンが何個かあるので、オマージュなんでしょうね。
最高です。
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部族ごとに役割が違うのが面白い
商人族、鉱山族、国境族など、部族ごとに役割が違うのも面白いですね。
実際の現場は見られなかったので、2では見られると良いです。
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クロウが面白い
前述した通り、クロウが面白いです。
犯罪中もふざけたり、金をばらまいて喜んだり、取り調べ中に異常者のような行動をとったり、「ジョーカー」を見ているみたいで、かなり楽しかったです。(ダークナイトの方のジョーカー)
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クロウのヴィヴラニウムガンの発射音が良い
クロウの左手に付いているヴィヴラニウムガンの発射音が、「アイアンマン」のリパルサー発射音と同じなんですよ。
『エイジオブウルトロン』の時、トニーとクロウは知り合いと言っていたので、トニーを尊敬しているんですかね?
それかたまたま一緒の音になったか。
真相は分かりませんが、あの音を聞いたときはかなり驚きました。
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技術が面白い
ワカンダはヴィヴラニウムのお陰で技術大国となっていますが、その技術が先進国の比じゃくて面白いです。
具体的には、地下に大規模なリニアモーターカーが走っていたり、ヴィヴラニウムを無効化する装置があったり、シールドを生成する道具があったり、応急処置やコミュニケーションツールとして使えるキモヨビーズがあったり。
この技術をみているだけでも面白いですね。
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エリックの体の傷跡がすごい
エリック(キルモンガー)は、殺した人数だけ体に傷をつけるのですが、その数が尋常じゃないくらい多いです。
上半身全部埋まっているくらい。
あれはかなり怖かった。
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ドクター・ストレンジとのリンク
キルモンガーがワカンダのスパイを送るときに「ニューヨーク ロンドン 香港」と名前が出るのですが、これは『ドクター・ストレンジ』に出てくる「サンクタム」がある場所と一緒なんですよね。
MCUとの繋がりが垣間みえて面白いです。
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映像がすごい
当たり前ですが、映像がすごいです。
ブラックパンサースーツからでる衝撃波だったり、カーアクションだったり。
この2つを観るだけで元が取れるような映画です。
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レクサス車がカッコ良い
釜山でのカーアクションの時に、レクサスの車がたくさん出るのですが、それらがかなりカッコ良いです。
ちっちゃいけどゴツかったり、早かったり。
見た目ももちろんですが、性能も良いんですよね。
あのカーアクションシーンは最高でした。
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ガーディアンズとのリンク
釜山でのカーアクションシーンと、ワカンダでの空中戦シーンに遠隔操縦車が出るのですが、あれは『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーVOL2』に出てくる、アイーシャたちのと同じ技術ですね。
繋がりを見せたのか、たまたまなのかは分かりませんが、面白いです。
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冗談が多い
カリフォルニアに来たからディズニーワールドに行くのかと思った、など冗談が多めでしたね。
今回は、テーマが重い作品なので、少し冗談があるのも良かったです。
因みに、このネタは『アベンジャーズ/インフィニティウォー』でも使われています。
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衝撃波がカッコ良い
ブラックパンサースーツは、当たった運動エネルギーを蓄積し、衝撃波として放出できるのですが、その衝撃波がかなりカッコ良いです。
ブラックパンサーが地面と接触した瞬間、紫の波があたり一帯に行き渡って敵をなぎ倒すっていう。
実際に見てもらわないと分からないと思いますが、あれはカッコ良すぎる。
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ブラックパンサーがカッコ良い
キルモンガーの魅力に霞んでいますが、ブラックパンサーもかなりカッコ良いです。
最初の、バットマンのオマージュかのような神出鬼没さを見せるアクションシーン、ワカンダそして全世界の民のことを考えるリーダーシップ、妹とのやりとり、決闘での力強さ、人間としての弱さ、全てがカッコ良いです。
彼は、『シビル・ウォー』で、復讐の虚しさについて学び、そして今回、復讐のために生きているキルモンガーを倒し、許す。
本当にカッコ良いです。
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黒豹がカッコ良い
死後の世界の人々は黒豹みたいな見た目をしているのですが、その姿がカッコ良いです。
まさに「ブラックパンサー」といった感じでしたね。
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バッキーが登場する
エンドロール後のオマケ映像として、「バッキー」が登場するシーンがあります。
『シビル・ウォー』で冷凍睡眠状態になったバッキーですが、洗脳をなくす手段を見つけたということですかね?
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ところどころCGが安っぽい
1点だけ残念だと思ったのが、鉱山と草原でのシーンのCGが安っぽかったことです。
私の目がおかしいのかもしれませんが、鉱山でのシーンは安いゲームの映像のようでした・・・
予算が足りなかったのかもしれませんが、あそこだけは直して欲しかったです。
ブラックパンサーのまとめ
映像が残念な場所がありますが、迫力満点のアクション、映像とマッチした音楽、綿密なストーリー、俳優の演技によってかなり面白い作品となっています。
ではまた次回!
『 ブラックパンサー』は吹き替えのクオリティも良いです。
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