こんにちは!ワイロです。
今回は、映画『エントラップメント』の感想を書いていきます。
作品情報
1999年 / アメリカ / 113分
監督 ジョン・アミエル
出演 ショーン・コネリー
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
製作費 6600万ドル
興行収入 2億ドル
あらすじ
ニューヨークの高層ビルからレンブラントの名画が盗まれた。美貌の保険調査員ジン(キャサリン・ゼータ=ジョーンズ)は犯人は美術品専門の怪盗マック(ショーン・コネリー)と目星をつけ、上司クルーズ(ウィル・パットン)に中国の黄金のマスクを餌にマックを罠にかけることを提案。彼女は自らマックに接近し、彼の相棒となり、犯行の確証をつかもうとする。老練で慎重そのもののマックは最初はジンを信用しなかったものの、やがて彼女に泥棒の資質があることを見抜いてパートナーにする。訓練が続くがその過程でマックはジンが保険会社の調査員だと知り、尋問するが、彼女はセキュリティコードを盗むための方策だと抗弁。嫌疑を晴らしたジンはニューヨークの銀行から2000年1月1日にコンピュータの誤作動を起こさせて80億ドルもの巨額を強奪する計画を持ちかけた。マックの相棒のティボドー(ヴィング・レイムス)はジンの正体を疑って彼に忠告するが、計画は進められる。かくしてふたりは互いの腹のうちを探りつつ、前代未聞の巨大な罠を仕掛けるのだった。
https://eiga.com/movie/42895/より
ネタバレ感想
普通!
面白いところもちょいちょいあるし、キャラクターにも愛着が湧くけど、色々と雑だし回りくどい。
もっとシンプルにして、しっかりと作っていたら面白い作品になったと思います。
普通の作品ですが、ぜひ一度ご覧ください!
良い点
- 警報を無効にする装置がガム
- 銀行の偉い人に催涙スプレーをかける
- 泥棒シーンは面白い
悪い点
- 設定に無理がある
- 脱出シーンが雑
- 此れと言う見せ場が無い
説明していきます。
良い点
- 警報を無効にする装置がガム
中国の仮面を盗むシーンで、「警報を無効にする装置を取り付ける」とジンが言うのですが、その装置がまさかのガム笑
確かに無効にできるかもしれないけどあれは笑った。
『ビバリーヒルズコップ』でもそうでしたが、ガムは優秀ですね笑
そして、その後の猿のお面でも笑えました。
- 銀行の偉い人に催涙スプレーをかける
銀行の金を盗むためには偉い人の網膜が必要なので、「その人に催涙スプレーを吹きかけ、眼科に行ったところで網膜を入手する」という作戦なのですが、催涙スプレーをかけるシーンが最高に面白い!
偉い人の前に突然現れ、「ハーイ🙋♂️」と言いながらスプレーを吹きかける!
その後捕まる様子もなく、(カットされただけかも)眼科のシーンに切り替わる。
あそこはかなり面白かったです。
- 泥棒シーンが面白い
当たり前ですが、泥棒シーンは面白いです。
地下水路から宮殿に入り、鐘の音にあわせて床を打ち抜く。そして、レーザーを避けながら仮面のところまで行き、ガムをつけたりしながら盗る。泥棒シーンが短いのが残念ですが、その分、面白かったです。
銀行の方も、エレベーターの映像を切ったり、ガスの中を進んだり、ビルとビルの間の縄の上に立ったりと、面白いシーンがいくつかありました。
悪い点
- 設定に無理がある
設定に無理がありますね。
70億を盗むためだけに保険会社に入って、コードを盗むかな?
まぁ、70億は途方も無い数字なのであり得るかもしれませんが、その為だけに会社に入るのはキツイと思う。
そして、数日の練習でレーザーを避けられるようになるのもおかしい。
最初は全然できてなかったのに、2,3日後には完璧にできるようになっているって可笑しくないか?
レーザーが見えているならまだしも、見えないレーザーを完璧に避ける技術なんて、数ヶ月練習しないと習得できないと思います。
もう一つ。警備いるのに催涙スプレーかけられないでしょ笑
ましてや一番偉い人がすぐ近くを通っているのに、あれだけ警備がザルなのはどうなの?
まぁ面白いから良いんだけど。
- 脱出シーンが雑
ビルから脱出するのに、上昇気流の時しか使用できないパラシュートを使うらしいのですが、その使用シーンが無い!次のシーンでは、すでに脱出後。
さらに、その次のシーンでは、翌日になっている!
えっ、マックはどうやって脱出したの?えっ、パラシュートはどんな感じだったの?
えっ、脱出後ジンはどうやって過ごしたの?
もう少し作り込んで欲しかった。
- 此れと言う見せ場が無い
泥棒シーンなど面白いシーンはいくつかあるのですが、 『エントラップメント』といえばこれ!という見せ場はない。
もう少し、アクションや泥棒シーンを増やしたり、面白いガジェットを出したり、どんでん返しな展開を増やしたりして欲しかった。
次に疑問点
疑問点
- なんでレーザーをあんな風に配置するの?仮面をレーザーで隙間なく囲めばよくない?
なんでなの?レーザーを避けて仮面のところまで行くのは絶対に不可能な状況にして、解除不可能なくらいセキュリティを厳重にすれば安全なのに、なぜレーザーをあんなに隙間だらけに配置するの?
まぁ答えは、「映画だから」ってことなんでしょうが、納得がいかない。
キャスト
- ショーン・コネリー
ザ・ロック
レッドオクトーバーを追え!
など
- キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
オーシャンズ12
など
- ヴィング・レイムス
MIシリーズ
など
最後に
面白いシーンもいくつかありますが、それ以上に雑なシーンが目立つ残念な作品です。
是非ご覧ください!
ではまた次回!
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