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【スターウォーズ】暗黒の艦隊 下巻 あらすじネタバレ感想考察 ウェッジが不遇すぎない?

こんにちは!ワイロです。

 

今回は、スターウォーズのスピンオフ小説『暗黒の艦隊』下巻の感想を書いていきます。

例によって、この本は非正史(レジェンズ)なので、ここでの設定が正史(カノン)での設定と同じとは限りません。

 

スター・ウォーズ 暗黒の艦隊 下 (講談社文庫)

スター・ウォーズ 暗黒の艦隊 下 (講談社文庫)

 

 

 

暗黒の艦隊の作品情報

1993年(オリジナル版)2019年(新訳版)

著者 ティモシイ・ザーン

竹書房文庫、講談社文庫

 

今回読んだのは新訳版の方です。

 

暗黒の艦隊 下巻のネタバレあらすじ

15章

ハン、ランドは司令官と話し合う

彼らがカタナ艦隊を見つけたことを知る

 

16章

ハン、ランドはドレッドノートを買うためにカジノへ

スローンはファルコンが見つかったためエンドアへ

 

17章

マラはスローンと取引をした後、カードの基地へ帰る

スローンはマラを追跡、フェリアにハン、ランドを追わせる

 

18章

ハン、ランドはフェリアと会うが交渉決裂、カジノへ行くことに

フェリアは彼らを追う

 

19章

カードはスローンに捕まる

マラは彼を救出するため、ルークに助けを求める

 

20章

マラはジョマークに到着

 

21章

マラ、ルークはジョマークを発ち、カードを助けるためキメラへ

 

22章

ルーク、マラはカードを救出するが、スローンにバレる

 

23章

ルーク、マラ、カードはキメラから脱出、コルサントへ

 

24章

レイアはノーグリたちに真実を話す

星の作物を生き返らせるためにコルサントへ

 

25章

ハン、ランドはカジノに到着したが、ドレッドノート売りの男はフェリアに取られる

 

26章

レイア、カード、フェイリャはカタナを回収するためにコルサントを発つ

 

27章

カタナ艦隊をめぐって新共和国と帝国軍との間で戦いが勃発

スローンはシボースを裏切ることに

 

28章

ドレッドノート15隻は新共和国が回収したが、残りの285隻は帝国の手に

 

29章

シボースは帝国を乗っ取り、ジェダイの手で銀河を牛耳ろうとする

タンティス山作戦が開始

 

暗黒の艦隊下巻のネタバレ感想 大規模な宇宙戦が観られて面白い

今回も面白いです。

やっと大規模な宇宙戦が観られますし、スローンの新たな側面も垣間見える。

また、ノーグリの星での出来事の真実など、非常に驚くものもありました。

 

良い点

  • 大規模な宇宙戦が観られる

ラスト、カタナ艦隊をめぐった壮絶な戦いが繰り広げられます。

フェイリャの部下たちが彼への忠誠心をなくし、レイア側に付くなど、非常に熱いシーンがありますし、なんといっても、Xウィングやドレッドノート、スタークルーザーなどを使ったバトルが最高!

文字だけなのに、あれほどの臨場感を出すとは、作者はメチャクチャすごいと思います。(そもそもスローンというキャラクターを作った時点で神)

 

  • スローンの新たな側面が垣間見える

詳しくは後述しますが、スローン大提督の新たな側面が垣間見えます。

たった4巻とアニメでの活躍しか見ていませんが、彼ほどカッコ良い指揮官は他にいませんね。

本当にカッコ良すぎる。

 

新事実とその解説

  • ジェダイは結構信頼されている

EPⅣでハンが、「フォースなんて幻だろ?」みたいなことを言いましたが、この本での市民たちは、ジェダイへ全幅の信頼を置いていますし、フォースのこともある程度は信じています。

その証拠に、酒場でトラブルが起こった時、ジェダイであるルークに仲裁を求めた。

EPⅥで帝国を倒したことにより、ジェダイの認知度や信頼性が増したんですかね?

それともハンが可笑しかっただけ?

まぁなんにせよ、ジェダイがあんなに信頼されているのは凄いです。

 

  • スローンは時に大胆な指令を下す

冷静沈着で常に的確な命令しか下さない提督かと思っていましたが、実は、大胆な命令を下したりもします。

例えば、主コンピュータを切らせたり。

主コンピュータを切らせることで、マラたちが動けなくなりますが、その代わり、センサーや機関砲などが全く使えなくなるので、普通の提督ならやらないんですよ。

それを、スローンはやっちゃう。

しかも、実際にその作戦は成功する。(無能な部下のおかげで取り逃したが)

やっぱりスローンは凄いです。

 

これで少し思ったんですが、スローンってアナキンに似ていますよね。

アナキンは冷静沈着ではないですし、個の戦闘力ではアナキンに及びませんが、大胆な命令を下したり、紆余曲折あるものの任務を確実に成功させたり、その人望だったり。

もしかしたら、『クローンウォーズ』でのアナキンは、スローンをモデルに作られているのかもしれませんね。

 

  • ノーグリの星が荒廃したのは同盟軍のせいではなく、クローン大戦のせい

上巻では、ノーグリの星が荒廃したのは同盟軍の軍艦のせいでしたが、実際は、クローン大戦での軍艦のせいでした。

荒廃の責任を同盟軍からクローン大戦に転嫁し、ノーグリを説得させるのは分かりますが、同盟軍の帝国軍に対する反乱活動への答えは示していませんよね。

ちょっと微妙な結論でした。

 

  • 帝国はクローンを作っている

まさかのクローン!

クローンが出てくるのは超嬉しいですが、帝国がドレッドノート300隻あまりを動かす準備は整っていると思うと、新共和国の命運が非常に心配になりますね。

次の話が気になる。

 

このクローンの件で確信しましたが、アニメ『クローンウォーズ』は確実に『スローン三部作』の影響を受けていますね。

 

暗黒の艦隊 下巻のキャラクター紹介

  • ルーク

ジェダイの騎士

意外とジェダイは信頼されているので、トラブルの仲裁を引き受けたりする

シボースは狂っているということで、彼の元から離れた

 

  • レイア

新共和国の評議員で、ハンの妻で、ヴェイダーの娘(マラ・リー・ウシュ)

お腹には二人の子供がいるが、結構戦っちゃう

フェイリャへのクーデターが成功し、彼の部下を味方につけた

 

  • ハン

レイアの妻で、反乱軍の英雄

カタナ艦隊をなんとしても入手するため、銀河中を走り回る

登場シーン多め

 

  • ランド

反乱軍の英雄で実業家

ハンと一緒にいたことで、カタナ艦隊を一緒に回収することになる

結構可哀想な役

 

  • チューイ

ハンの相棒で反乱軍の英雄

可愛い

 

  • ウェッジ

ローグ中隊の隊長でXウィングのパイロット

ルークとは親友のはずだが、何かと面倒な仕事を頼まれる。

EPⅣ時では反乱軍での先輩だったのに、EPⅤでは地位が逆転し、EPⅥではほとんど言葉も交わさず、スローン三部作ではルークのパシリになっている。

こう見ると超かわいそうですね・・・

ヤヴィンの戦いではルーク以外で唯一の帰還者だし、エンドアの戦いではデススター破壊にメチャクチャ貢献したのに・・・

確かに、何かと面倒な時期ではありますが、ウェッジにばかり面倒な仕事を押し付けるのはどうかと思います。(まぁ裏を返せば信頼しているってことなんですが、それにしてもパシリとして使いすぎ)

 

暗黒の艦隊下巻のまとめ

大規模な宇宙戦や、スローンの新たな側面、まさかのクローン登場など、非常に面白かったです。

 

ではまた次回!

 

フォースと共にあらんことを。 

 

スター・ウォーズ 暗黒の艦隊 下 (講談社文庫)

スター・ウォーズ 暗黒の艦隊 下 (講談社文庫)

 

 

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