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【映画】フォーリング・ダウン あらすじネタバレ感想 マイケル・ダグラスの演技が凄すぎる良作サスペンススリラー

こんにちは!ワイロです。

 

今回は、映画『フォーリング・ダウン』の感想を書いていきます。

  

フォーリング・ダウン (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

  

 

フォーリング・ダウンの作品情報

1993年 アメリカ 118分

 監督 ジョエル・シュマッカー

出演 マイケル・ダグラス

 

フォーリング・ダウンのざっくりあらすじ 

理性を失った男がヒャッハーする話

 

フォーリング・ダウンのネタバレ感想 マイケル・ダグラスの演技が凄い

メチャクチャ面白いです。

色々あって理性のなくなった男が、ただ妻子に会いたくて家に帰るだけなのに、その道中で様々なストレスが掛かってきて、一々爆発しちゃう。

普通の人なら出来ないことをこの主人公はやってしまうので、非常に面白かったです。

 

良い点

  • マイケル・ダグラスの演技がすごい

凄い演技ですよね。

異常性は秘めているものの、まだ理性を失っていない市民だったのが、

徐々に理性を失っていき、最終的には完全にイカれてしまう。

その様を段階的に演じるのは本当に凄いと思いました。

そして、この主人公はただ単にイカれてるだけの奴ではなく、その中に少しだけ善の心を持っているんですよね。

例えば、老人をいじめる男をブン殴ったり、バズーカの爆発から子供を守ろうとしたり。

善と悪が入り乱れているサイコパスを演じたマイケル・ダグラスは本当に凄いと思いました。

 

  • わらしべ長者的に武器を入手していく

鑑賞前は、銃などの武器は主人公が元々持っている物だと思っていましたが、実際は、絡んできた市民から(当然のように)盗んだ物でしたね。

この時点で圧倒的なヤバさがあります。

しかも、武器の入手方法がまた面白い

最初は手ぶらだったのが、

店で店主からバットを奪い、

そのバットを使って絡んできたチンピラを撃退し、バタフライナイフを入手

報復してきたチンピラからサブマシンガン、ショットガン、ピストルなどを入手

バタフライナイフを使って、武器屋の店主を倒し、バズーカ、戦闘服を入手

と、わらしべ長者的に武器がランクアップしていくんですよ。

これが本当に面白いです。

バズーカまでで武器のランクアップは終わりましたが、最終的にミサイルくらいまで行って、地球を破壊するエンドでも良かったと思います。

 

  • 共感できるストーリー

理性を失った男が暴れるだけの話ですが、普通に共感できるポイントもあるんですよね。

それは、主人公のキレるポイント

猛暑の中の渋滞、子供の騒ぐ声、ハエ野郎、融通の効かない店主など、

一般市民でも(心の中で)キレるポイントで(実際に)キレるが、そのキレ方が異常ということで共感しつつ、エンターテインメントとしても楽しめました。

この作品、

「世の中は腐っているけど理性は失わないように、頑張って抑えようぜ」

 っていうメッセージ性もありますし、

「街を破壊しまくるし、キレまくるぜ!ヒャッハー」

ていうエンターテインメント性も兼ね備えているから凄いですよね。

まぁ、私はエンターテインメント全振りでも良いと思いましたが。 (それこそ、理性の喪失を抑えた刑事も理性を失って主人公とヒャッハーしたり、以前勤めていたミサイル製造会社からミサイルを盗んで発射しても良いと思いました)

 

  • 破壊のバリエーションが豊富

バリエーション豊かで飽きませんね。

 

「店主から奪ったバットでチンピラをぶん殴り、

チンピラから奪ったバタフライナイフで武器屋の店主を刺し、

チンピラから奪ったサブマシンガンでハンバーガー屋で暴れ、公衆電話を破壊

武器屋の店主から奪ったバズーカでブルドーザーを破壊

チンピラから奪ったショットガンでゴルフ場の会員を撃つ。」

 

破壊のバリエーションが豊富で本当に面白かったです。

しかも、前述の通り、一個前で入手した武器を使って新たな武器を入手する、わらしべ長者的な側面もあるのでより面白い。

 

  • リンゴを踏んでコケそうになるマイケル・ダグラス

主人公に金をせびりにきた男にカバンを渡した後、その男は鞄の中身がほとんど空だったので主人公にリンゴを投げますが、そのリンゴをマイケル・ダグラスが誤って踏んでしまうんですよね。

頑張って体勢を立て直して演技を続行していましたが、転びそうになっていて可愛かったです。(ネクタイが肩にかかるのもgood)

 

悪い点

  • よく言えば2回楽しめる作品だが、悪く言えば中途半端

前述の通り、本作はメッセージ性とエンターテインメント性を兼ね備えた作品です。

これは、よく言えば一作で2つの楽しみ方ができますが、悪く言えば中途半端ですよね。

確かに、この2つを上手くまとめていてラストはしっかり終わるんですが、私みたいなアクションを観にきた者からすれば、破壊活動は少なめだし(それでも凄い)、謎のメッセージ性を醸し出すしで、中途半端に思えました。

と、文句を言っていますが、普通に良作だし好きな作品です。

 

キャスト

  • マイケル・ダグラス(主人公役)

アントマン

カッコーの巣の上で

など

 

  • ロバート・デュヴァル(プレンターガスト役)

ゴッドファーザー

など

 

フォーリング・ダウンのまとめ

破壊のバリエーション豊かで面白いですし、ストーリーも私好みのもので楽しめました。

 

ではまた次回!

 

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2010/04/21
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